応援団長

小学校6年生の女の子のお話です。この子はずっと小さい頃からケアにホワイト歯科に通っていただいており、もちろんお父様も、お母様もケアに通っていただいています。
小さい頃より、色々なことに興味があり、才能があるお子さんで、川柳に投稿し選ばれたり、美術展に出展したり、来院する度に今度はどんなお話が聞けるのか、私は楽しみにしていました。

前回 ケアで来院された時にお母様が運動会で応援団長をやることになったと教えてくださいました。
実はこの応援団長は小学校1年生の時から憧れで、その念願が叶ったということでした。

応援団長になるためには、まずはクラス推薦があり 学年で選ばれないと絶対になれないハードルの高さです。

応援団長

朝日小学生新聞記事

お母様は「応援団長になりたければ、声も大きくないといけなし、日頃からクラスのみんなの信頼をつかめないと選ばれないよ」と常に声をかけていたそうです。
この教育凄いですよね。目標を達成するために、お子さん自身の頭で考え行動させる・・・まさにコーチングです。
つい大人は子どもたちに、ああしろ こうしろと方法を教えてしまいがちです。しかしこれではおそらく長いスパンの目標は達成できません。だって6年間ですよ。

実はこの話には続きがあります。当日はお父様の学らんを着て応援をしたそうです。
おばあちゃまがお父様の高校生の時の学らんを大切に保管してあったということでした。
娘さんなので、学らんを着るのは最初で最後かもしれませんが、お子さんもおばあちゃまもお父様もとても嬉しかったことでしょう。

私は感動し、涙が出そうになりました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次