絵本の世界
歯科衛生士のミッキーです。
ミッキーは「コトイク」という絵本・音楽・食事を通じての
乳幼児期の言葉の育みを学びはじめました。
特に乳幼児期はこの「言葉」により心が育まれ
診療室でもこちらの言葉のセレクトにより子どもの行動が
大きく変わります。
診療意室での言葉がけは小児歯科を行う上で
大事なことです。
昨日は絵本を通じての言葉の育みを学びました。
子どもが何度も何度も同じ絵本を保護者に
「読んで~」
と言って本を持ってくるお子さんが多いですよね。
その理由は「確かめたい」ということだそうです。
あそこのあのペーシはこうだったのか?
図書館にある絵本と家の絵本は同じようだけど
本当に同じかな?
など・・・
大人にはない世界で素敵だな~って思いました。
つい大人は
「さっき読んだよね」
「お家と同じ本だから他の本にしようよ」
答えてしまいます。
ミッキーが心に残ったのはこの月齢に適した本というものを
セレクトするのではなくその子が興味を持ち選んだ本を大人が
その月齢に合わせ読み聞かせをする事が大事だということです。
例えば2歳児にとって難しい辞典を選んだならその辞典を
こちらが2歳児に合わせ読んであげれば良い!!
2歳児は何らかの興味があり辞典を選んだのだからその気持ちを
大事にしてあげることが何よりも素晴らしいこと!!
その子が選んだ本が今 一番素晴らしい本である!!
診療室でもまずは「絵本を自分で選んでもらう」ということから
実践してみようと思います。
絵本についての考え方は色々ありますが、「絵本」は子どもと関わるツール
である事を忘れてはいけない、ということが大原則であるということを
学びました。
絵本を通じ言葉と言葉をやり取りし、子どもたちは言葉を学び
心を育んでいくんだなと思いました。