お口の中の自浄作用
こんにちは!
スマイルクリエーターのゆうです。
今日は【自浄作用】のお話。
みなさんは、お口の中にも自浄作用があるって聞いたことありますか?
自浄作用と辞書で調べてみると・・・自然的方法で浄化されること。
と出てきます。
この自然的方法で口の中にも、「自浄作用」が存在します。
それは、『よく噛んで食べる事』でお口の中で自浄作用が生まれてきます。
今、私が担当するMFTトレーニングで来ている小学5年生のRちゃん。
定期的に歯のケアに来てもらっていて、染め出しをしたので写真を撮らせてもらいました。
染めて、赤く残っている所は『バイオフィルム』
ばい菌が膜を作っていている・ばい菌がいる所です。
バイオフィルムになると、歯みがきしても落ちません。
機械的歯面清掃をしないと落ちないです。
では、お口を開けてもらい奥歯も確認しました。
奥歯に、赤い染め出しの色がほとんどついていないのが分かるでしょうか?
噛み合わせの部分、咬合面を見てみると赤色はほとんど付いていません。
これは、ちゃんと奥歯で食べ物を噛めている証拠です。
噛めてくると、自浄作用が働き歯の表面に汚れが付きにくくなるのです。
奥歯は溝が深く、むし歯になりやすい場所です。
なので、自浄作用が上手く働くと『むし歯予防』にも繋がってきます。
あと、『よく噛む事』で唾液がたくさん出てきます。
実は、『唾液』も大事です。
唾液の中には、「酸」を中和させる働きがあります。
歯は、「酸」によって溶けていきます。
※むし歯のメカニズムはこちらのページをご覧ください。
http://www.white-happy.com/clinic/saliva_OHIS.html
(ページの下の方に、むし歯と歯周病についての特集があります)
なので、唾液をたくさん出すことで『むし歯予防』に繋がるのです☆
前歯は、元々が自浄作用が上手く働かないと言われています。
なので、お口が開いていると・・・
歯が乾燥しやすくなり、ばい菌・汚れが付きやすくなるのです。
よく噛んで食べる事は良いことづくめ!
今日から、【奥歯で良く噛んで食べる】を実践して『むし歯予防』しましょう(^^)