「約束」
こんにちは!
歯科衛生士のミッキーです☆
先日来院した3歳の女の子のお話しです。
前回は上手にフッ素塗布できたんだけど…
フッ素塗布できませんでした。
お母さんが
「この間はできたのに・・・」という言葉がでてきますが
心の発達途中である3歳児にとって仕方のないことなのです。
大人は1度できたことはまたできると思いがちですが
3歳児はいったりきたりで、できない日もあります。
これが不思議と4歳児になると1度できたことはまたできる確率が
大変高くなります。嫌なことでも乗り越えてがんばれることが素晴らしいを
感じるとれる年齢になるのだと思います。
フッ素を体をおさえつけて塗ることはできます。
でも体をおさえつけて塗ることよりも3歳児はもっと大事なことがあります。
それは「約束」です。
歯医者さんは子どもにとって乗り越えていくハードルが
多くあります。
ミッキーはそのハードルを乗り越えるため、子どもと「約束」をするための
交渉をします。
ミッキーがやりたいことと子どもの「ここまでならやってもいいよ」を
交渉し落としどころをみつけます。
そして決めた「約束」は絶対に妥協せずにやる!!
これがミッキー流小児患者さんとの信頼関係の築き方です。
そうやって一つずつハードルの乗り越えるための約束をし
自信をつけ、心の成長があります。
幼児との交渉はお家でのお約束の考え方が影響してしまいます。
ご褒美と交換条件でお約束をしていないかな?
例えば
〇〇やったらゲーム買ってあげるね・・・
乳幼児とのお約束で大事なのは「達成感」です。
この達成感は自己肯定感につながるので、お約束の考え方は
子どもの心の発達に影響してしまいます。
ご褒美と交換条件でのお約束をしているお家の子は心配です。
ご褒美ないと動けないって将来 勉強 仕事大丈夫かな?って思います。
歯医者さんだからフッ素を塗ることはもちろん大事だと思いますが
もっと もっと大事なのは3歳児なら「お約束」です。
この大事なお約束のためにフッ素塗布を今日はしないという選択も
ありだと思います。
これからも一人 ひとりの子どもに寄り添ったむし歯予防を
提案 提供していきたいです。