さいたま市 3歳検診
こんにちは。
ママキッズカフェ専属栄養士の和代ママです。
今日はちょっと3歳児歯科検診についてお話したいと思います。
3歳児歯科検診の対象は、3歳を迎えてから4歳未満のお子さんです。
そして『そろそろ受診してくださいね』というお知らせが、2歳11か月頃にさいたま市より郵送で通知されます。
さいたま市は個人で歯科医院にいって検診しなければいけないそうです。
カフェにも3歳児さんはたくさんご来店されます。
そこで、歯科健診ではどんなことをやるのか私もよくわからなかったので、歯科衛生士さんに聞いてみました。
3歳児歯科検診ではお子さんは1人で座ってなるべく行うそうです。
なかにはママと離れて泣いてしまう子も多いそうですが、なだめながら1人で頑張ってもらうそうですよ。
これには母子分離といってお子さんの自立を促す意味もあるとのこと。
でもママにとってはちょっと心配かもですね。
さて、内容はというと、フッ素塗布はこの時期はこの検診にはないそうで、
お口の中をチェックし、ママを中に通してからお口の中の現状や事前にお持ちいただいた問診票を元に歯みがきのこと、食事やおやつのことなどを確認していくそうです。
大体は1歳半に来ている子も多いので、その当時と現状の違いもお話してくれるようです。
話を聞いていて衛生士さんが言っていたのは、イヤイヤ期も過ぎて仕上げ磨きも少しママが楽になってきてホッとした一方、ケアは頑張っていても、おやつや飲み物、偏食などについて注意点が1歳半に比べると目立ってくる傾向があるそうです。
いわゆる乳幼児期の食生活の変化ですね。
おやつの幅が広がることで、ダラダラ食べや今までよりも甘いものの摂取が多くなっているとのことでした。
ママキッズカフェでもみなさんにお伝えしていますが、乳幼児期の適切でないおやつ(おかし、ジュース、菓子パンなどなど)は必ず食事に響いてきます。
それが偏食を引き起こすことに繋がっているのは私達も日々お子さんたちをみて、ママたちの話を聞いて実感しています。
偏食のお子さんはしっかりと奥歯で噛んで食べることが出来ません。
食べやすいものばかり食べている傾向にあるからです。
「咀嚼」、カフェでは「噛む力」といっていますが、それが育たないお子さんは
お口の中の環境が悪くなり、むし歯になるリスクがあがるということです。
よく噛むと顎が成長するとか、唾液がよく出るとかどこかで耳にしたことはあるのではないでしょうか?
噛まない子は顎が成長しないので歯並びが悪くなって、歯並びの悪いところからむし歯になりやすくなるそうです。
また、唾液がよく出ないとお口の中はむし歯菌が増える環境になるそうです。
今回3歳児検診のことをきっかけに、改めて知ったことや再確認することが私もできました。
カフェでもこれからもお口の健康面に関してさらに皆様に伝えられたらと思います。
改めて食とお口の健康、むし歯予防は繫がっているんだなぁと思いました。
そろそろ対象年齢のお子さんがいましたら是非、3歳児歯科健診に足を運んでみてくださいね。
そしてママキッズカフェで「噛む」ことを体験していって下さい!